ニワトコの台所より

この鬱々とした世の中、

いろんなところで「いまできることの参考になれば」との想いがリレーとなって広まっていますが、私にも料理のバトンが廻ってきました。

「次はニワトコへ」と思い浮かべていただけただけでとても光栄なことです。

このリレーにご興味ある方は#料理リレーを検索してみてください。


‘外出を自粛し自宅で料理をする機会が増えた人たちに、わざわざ買い物に出なくて済む料理作りのヒントを’

というのがこのリレー内の重要ポイント。私のレシピは当ブログでもご紹介したいと思います。


『鶏むね肉の治部煮』

治部煮(じぶに)は金沢の郷土料理です。

定番の食材は鴨肉、すだれ麩、山葵等を使いますが、今回は手に入りやすい鶏むね肉のレシピです。

・鶏むね肉の皮をはずし、そぎ切り または繊維に垂直に1㎝幅くらいに切る。大きさは一口サイズに。

・切ったむね肉をボールに入れて、酒と醤油を同じ量ずつ振りかける。(むね肉一枚につき大さじ2くらい)

・酒と醤油を肉にしっかりと揉みこみしばらく冷蔵庫で寝かせる。

 ※タッパーで3日程 冷蔵保存可能、冷凍保存用袋に入れて冷凍保存することもできる。

・鍋にそうめんだしのような味付けの煮汁を作る。

 ※煮汁の量の目安は、あとで鶏肉を重ならないように並べ入れるのでその鶏肉がちゃんとかぶるくらいの量。

・煮汁の中に 付け合わせにしたい食材をいれて弱火~中火で煮含める。(今回は筍の水煮を使用)

・付け合わせに味がしみた頃、食べたい枚数の鶏肉に小麦粉をまぶす。

・鶏肉を重ならないように煮汁に入れて火を通す。弱めの中火。

 ※途中、肉をひっくり返すと火の通りも早く焦げ付く心配も少ない。

・火が通ったら器に盛りつけて青身や香りのものを添えて、煮汁もすこし回しかける。できあがり。

ポイントはふたつ、

「そぎ切りの鶏むね肉に調味液を揉みこむこと」

→繊維を断ってしっかり染みこませることで柔らかい食感になります。

 下味をつけたこの鶏肉はフライや唐揚げ等いろいろ活用できます。

 ただ単にレンジでチンして薬味をのせるだけでも美味しい。

「小麦粉をまぶして煮ること」

→肉に小麦粉をまぶして煮汁で煮ることが治部煮の最大の特徴です。

これをすることで肉がパサつかず、程よくとろみのついたまとまりある料理になります。


今回の付け合わせには、家にあった筍の水煮・菜の花・木の芽を使いました。

定番の付け合わせはすだれ麩・ほうれん草・椎茸・山葵など。

わざわざ買い物に行かずに作りたいときにはこだわらず、豆腐・麩・人参・葱等々ある食材で充分。

肉だけで治部煮をしてもおいしいと思います。


是非お試しください。





食事・喫茶 ニワトコ

「季節や旬のおいしいこと」を基軸に 11:30からはお昼ごはんを、15:00からはホットケーキ等の喫茶メニューを提供しております。 写真撮影はご遠慮ください。